
花ズッキーニの詰め物
花ズッキーニの詰め物はイタリアで最も優雅でおいしくエレガントなストリートフードのひとつです。おいしくてサクサクの外側に包まれた柔らかなフィリング。一口食べると真ん中の本格的な味、素晴らしい香りが表れます。

材料
- 花ズッキーニ 16個
- リコッタチーズ 300g
- すりおろしたパルミジャーノ・レジャーノ 100g
- 塩
- 胡椒
- ナツメグ
- ヒマワリ油など揚げ油
起源
花ズッキーニの詰め物の発祥については不明ですが、イタリア半島の各地ではそれぞれの伝統的なレシピがあります。共通している点はその繊細さです。花ズッキーニの詰め物は、一口サイズのフィリングをさくさくとした衣が包む詰め物で、洗練されたディナーの前菜にぴったりです。
ズッキーニの花は、実が大きくなりすぎないように花をつまれてしまうため、一般的に市場に出回るのは春だけです。
こちらがロマンチックなディナーにぴったりの、花ズッキーニの詰め物のエレガントなレシピです。




レシピ
花ズッキーニの詰め物は、花の鮮度とレースのようなサクサク感が成功のカギです。つまり、このすばらしいつぼみの軽さと繊細な香りを保つためには、決して、花はしおれていたり、揚げすぎたりしてはいけません。
作り方
ズッキーニの花を流水で優しく洗い、硬いおしべを取り除き、清潔な布巾の上にのせ乾燥させます。乾くまでの間、リコッタチーズとすりおろしたパルミジャーノ・レジャーノをボウルに入れ滑らかなクリーム状になるまで混ぜ、塩と挽きたての黒コショウとナツメグ一つまみで調味します。花びらを広げ、入れすぎないように中に詰めます。
フィリングが入ったまま花びらを中に押し込むように閉じ、花ズッキーニに小麦粉をつけ、熱したたっぷりの油で揚げます。花の外側がカリッとして、きれいなきつね色になったら、揚げ鍋から取り出しキッチンペーパーで余分な油を吸わせ、すぐにサーブします。
逸話
花ズッキーニの揚げ物は、小麦粉をまぶしたあと、溶きたまごをつけ、さらに小麦粉をつけると、さらに表面がカリッと揚ります。さらには、180度に温めたオーブンで15分焼くと、とても軽く繊細な食感になります。